2024/01/01 能登半島地震 M7.6 予測情報検証
1.予測情報
地震発生予測 | 評価 | 対応地震(出典:記載なき場合は気象庁) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
予測No | 発表日 | 根拠画像 | 時期 | 場所 | 規模(M) | 発生日時、場所、緯/経度、震度、規模、深さ | |
P2312-04 | 12/26 | 電離層擾乱釧路 電離層擾乱札幌 電離層擾乱仙台 |
1/2まで | 東北地方南部〜千葉県 | M6以上 | ||
P2312−04-2 | 12/26 | 八街植物週間 八街植物月間 |
週間データでは12/22以降 Tree-2 に毎日突起状の異常が現れています。 月間データでは12/22以降 Tree-1, Tree-2 の振れ幅が急に大きくなっています。 |
◎以下の異常を根拠にM6以上の大地震が1週間以内に発生すると予測しました。発生場所は千葉県八街の異常より
東北地方南部〜千葉県と判断しました。
・12/25の夕方のTerminator Time (以後TTという)が釧路、札幌、仙台、松江から相模原のPathで同期してσが+2を超えている
・12/25の朝のTTが釧路、札幌、仙台、松江から相模原のPathで同期してσが概ね+2になっている
詳細は下記4,5項に記載します。
◎電離層擾乱観測に関しては→こちら
本方式のOriginal 電通大名誉教授早川レポート→こちら
電通大早川名誉教授論文(英文)→こちら
2.気象庁発表震度分布→こちら
3.新聞記事→こちら
読売新聞調べ
2/22現在 死者241人、安否不明 0人、避難者7,097人、家屋倒壊75,176棟
1/31現在 死者238人、安否不明19人、避難者9,557人、家屋倒壊46,283棟
1/17現在 死者232人、安否不明21人、避難者15,283人、家屋倒壊22,484棟
1/13現在 死者220人、安否不明26人、避難者20,797人、家屋倒壊11,286棟
1/12現在 死者215人、安否不明28人、避難者22,373人、家屋倒壊4,254棟
1/11現在 死者213人、安否不明37人、避難者24,038人、家屋倒壊1,918棟
1/10現在 死者206人、安否不明53人、避難者26,036人、家屋倒壊1,814棟
1/9現在 死者202人、安否不明103人、避難者26,182人、家屋倒壊1,414棟
1/8現在 死者168人、安否不明324人、避難者28,160人、家屋倒壊1,390棟
1/7現在 死者128人、安否不明196人、避難者不明、家屋倒壊1,359棟
1/6現在 死者126人、安否不明210人、避難者不明、家屋倒壊不明
1/5現在 死者94人、安否不明222人、避難者不明、家屋倒壊不明
産経新聞調べ (2024/01/08)
能登半島近辺での大地震は過去1万年で3回目とのこと(産業技術総合研究所の分析)
4.全国各地→相模原観測点 伝搬経路→こちら
5.全国各地→相模原観測点 7日前異常Data→こちら
6.全国各地→相模原観測点 6時間前異常Data→こちら
7.課題
(1) 地震発生場所の特定
・M6以上の大地震の場合、日本全土を覆うほど電離層擾乱が起こることが分かっている
従って日本全土を覆うほどの電離層擾乱を観測した場合、1週間以内に日本のどこかで
M6以上の大地震が発生すると判断できる
・異常観測範囲が広大なため地震発生場所の特定が非常に困難である
・当会の会員より得た他組織の地震発生場所の特定に関する情報
・DuMA「地下天気図」:長期的に能登半島先端で地震発生場所の推測できる
ただし、他にも10か所ほど推測できるとのこと
従って能登半島近辺1か所を特定できるとは言えない
・JESEA(地震科学探査機構):関東・北信越地方にM5クラスの地震が起きると予測していた
以下3組織は全く予測していなかったとのこと
・WEEKLY 地震予報
・一般社団法人地震予兆研究センター
・地震解析ラボ
・大地震発生場所として1か所に絞れる方式は今のところ存在しないといえる
◎今後大地震発生場所として予測を1か所に絞れる方式を模索したい
・数年前から能登周辺ではM=5級の地震が多くあったことが何かのヒントになる可能性がある
(2) AM波の受信生Dataがきれいではない
・原因は受信電界強度が低いと考えられる
・解決には受信検波出力を上げること
・受信検波出力を上げるには受信電界強度を上げることが必要
・受信電界強度を上げるには屋外にケース等なしで防水対策済直接受信アンテナが必要
・膨大な実験が必要